とあるバハイ教徒の日記:第二支部

神の存在証明と地球温暖化防止

地球温暖化防止は日本の技術力にかかっている:その1

僕は、地球温暖化の防止はもう手遅れだと絶望していた。

これについては http://yujimiyako.blog.fc2.com/blog-entry-2.html の中で次のような事を書いた。

(以下、引用)

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告では、気候変動による深刻な影響を抑えるためには、「地球の平均気温の上昇を、産業革命の前と比べて「2℃未満」に抑える」ことが必要だと考えられています。

しかし、この「2℃未満に抑える」ことは容易ではありません。

「2℃目標」を達成するには日本は2050年までにCO2を80%削減する必要があります。単純に考えて、80%削減というのは可能なのでしょうか?それも日本だけでなく、世界中の先進国でそのような大幅な削減を行い、途上国もCO2排出の伸びを押さえる必要があります。普通に考えると、そんな事は「不可能」に思えます。

(引用終わり)

そのように絶望して時にふと、精神病院に入院していた時に出会ったUさんの事を思い出した。Uさんの息子さんは物理学オリンピックに出場した人で、東京大学への進学を希望しているとのこと(その後、「もう入学している」ことを知らされたのだが)。

それならば、そのUさんの息子さんに革新的なエネルギー技術の開発をお願い出来ないか?

そしてGoogle検索で「東京大学」「エネルギー工学」とタイプした。すると、次のような画面が出た。

我々はエネルギーをどのように利用すべきなのか

この技術だ!ここに人類の希望がある!僕はそう直感した。

しかし、なぜ、このような単純なGoogle検索で僕は人類の希望を見つけてしまったのだろう?そこには人智を超えた者の意志が働いていたのか?

どうしてこんな不思議な現象が起こったのか?僕にはさっぱり分からない。神は既にインターネットの中にも住み着いているのだろうか?

その後、僕はUさんにメールを書き(なお、彼にメールを書くのはこれが初めて)、上記の「我々はエネルギーをどのように利用すべきなのか」について伝えた。すると驚くべき答えが返って来た。

Uさんの息子さんはこれから東京大学を受験するのではなく、既に東京大学工学部の3年生で、先端エネルギー工学を専攻しているのこと、また僕が伝えた「我々はエネルギーをどのように利用すべきなのか」はまさに彼の興味に当てはまっているとのこと。

これはもう、何か不思議な力がこの世にはあって(あえてそれを「神」とは呼ばない)、それが我々人間を動かしているに違いないのではないか?と僕は考えた。

我々はこの技術を何としてでも完成させ、地球温暖化を防止しなければならないのだ。そして、それは日本人の技術力にかかっているのだ。

残念ながら、僕には物理学は良く分からない(一応、理科教員の免許を持ってはいるのだが、ニュートン力学は分かっても熱力学は良く分からない)。

それでは僕は何をすれば良いのだろうか?僕は、そういうことばかり考えて日々を送っている。

P.S.
その後、Uさんの息子さんは核融合の研究を志望していると知ったのだが、それでも「何か不思議な力がこの世にはあって、それが我々人間を動かしている」という直感はあまり変わっていない。

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CO2排出量をゼロに出来るのは2060年か?2160年か?

僕がいつも巡回しているブログに平山滋さんの「クルマと エネルギーと 地球の未来と ...」というブログがあります。彼のブログは地球温暖化に対する技術的なトピックを次々と紹介されるので、地球温暖化対策に興味のある方はブログ更新をチェックされると良いと思います。

なお、彼のブログ「クルマと エネルギーと 地球の未来と ...」のアドレスは https://blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29 です。

ここで本題なのですが、最近、彼のブログ記事の中に「おやっ?」と思った記事がありました。

それは『「再エネ電源80%でも経済は活性化」 IRENAが報告書』という記事です。元ネタは日経テクノロジーオンラインなので、ソースには信頼があります。

(以下、引用 https://blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/34766143.html

日経テクノロジーオンライン 2017/03/27

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は3月20日、「経済活動に負の影響を及ぼさず、全世界でのエネルギー起源CO2の排出量を2050年までに70%削減し、2060年までにはゼロにできる」との調査結果を明らかにした。

ドイツで開催された「ベルリン・エネルギー転換対話(Berlin Energy Transition Dialogue)」においてIRENAが発表した調査報告書「エネルギー転換のための視点:低炭素エネルギー転換のための投資ニーズ」によるもの。

(引用終わり)

なぜ、僕が「おやっ?」と思ったのか。それは、ひとつには僕が3月27日に書いた記事にある以下の部分です。

(以下、引用 http://yujimiyako.blog.fc2.com/blog-entry-3.html

(前略)
この 「21世紀政策研究所」の報告を見る限り、『今後20–30年以内にCO2を劇的に減らすのは無理、2050年までにCO2を80%削減するのも無理』と読めます。
(後略)

(引用終わり)

『「再エネ電源80%でも経済は活性化」 IRENAが報告書』と 「21世紀政策研究所」の報告書は結論がまるで違っています。方や「2050年までにCO2を80%削減するのは無理」、片や「再エネ電源80%でも経済は活性化」です。頭が混乱して来ますね。

実は、僕はかつて地球温暖化問題の研究者をしていたことがあり(現在は事情により他業種に移っていますが)、この問題を専門家がどう考えているか、少しは分かります。

「2050年までにCO2を80%削減するのは無理」と言っている人たち(経済学者・工学者がメインで、それに少数の気象学者も混じっている)は「オーバーシュートシナリオ」と呼ばれるCO2削減経路を考えているのです。

「オーバーシュートシナリオ」を簡単に説明すると以下のようになります。

(以下、引用 http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=4337

地球温暖化による温度上昇を2℃以内に収めるためには大気中のCO2濃度を450ppm以下に留める必要がある。しかしながら、既に430ppm程度まで達している現実を踏まえ、一時的に450ppmを超えるが早急に、450ppm以下に落ち着かせるというシナリオである。一時的に450ppmを超えても100年程度の間の累積排出量が450ppm以下の場合と同様であれば、環境影響は450ppm以下に抑えた場合と同様となるという考え方に基づく。
 当面は、経済的に無難な削減策により、濃度は550ppmまで一時的にオーバーシュートするが、将来の大胆な温室効果ガス削減技術により、450ppm以下まで減らすというもので、いずれにしても大気中に一度放出されたCO2を回収し、大気中濃度を将来下げるというもの。多くのオーバーシュートシナリオでは、バイオマスCCSや広範な植林を想定しているが、実現可能性は低いとの指摘もある。(2015年7月作成)

(引用終わり)

オーバーシュートシナリオには色々なパターンが考えられているようですが、日本人が発案した有名なシナリオに「Z650シナリオ」というものがあります。これは、ブループラネット賞(環境分野でのノーベル賞のようなもの)を受賞された松野太郎さんが発案したものです。

松野太郎さんがブループラネット賞の記念として行った講演から引用します。

(以下、引用 http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/201312/277004.html

これまでの大気CO2濃度の「安定化」の概念に私は疑問を感じました。従来考えられていた安定化よりゼロエミッションの方がいいのです。本日はこのことについてお話しいたします。

(中略)

「安定化」を目指して削減努力をするのであれば、緩めることなく継続し、目標とする安定化濃度での自然吸収量(現排出の10〜20%程度)より十分低いレベルまで排出量を減らす、つまり実質的ゼロエミッションにすれば、CO2濃度は減少に転ずることができます。同時に温度上昇も頭打ちとなり、ゆっくりと下降します。最終的(約1000年後)には、産業化以前と同じような、何千年も続く「安定な平衡状態」に落ち着きます。

(中略)

比較結果をご紹介します。Z650のCO2削減については、2160年にゼロ、CO2濃度は一時480ppmでE450より高い値になりますが、その後下降します。温度は1.8°Cを少し超えますがその後下がります。一方E450は、CO2濃度のピークはZ650より低いのですが、ピーク後もだらだらと排出が続きます。450ppmに対応する温度は2°Cですが、安定化後もどんどん上がって2.1°Cに近づいていきます。
(後略)

(引用終わり)

このような事で、松野太郎さん発案のZ650シナリオでは、CO2排出をゼロにするのは「2160年」となっています。

ここで議論が分かれるわけです。 IRENA報告書ではCO2排出をゼロにするのは「2060年」、Z650シナリオではそれが「2160年」と100年もずれてしまっています。

では、どちらが正しいのでしょうか?

それは結局、新エネルギー技術の進歩にかかっていて、現時点では「どちらが正しいか、分からない」というのが僕の意見です。

(この話はまた機会があれば続きを書きます)

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地球温暖化防止は今後20~30年以内の対策がカギ。

3月27日の日記 http://yujimiyako.blog.fc2.com/blog-entry-2.html において、僕は「革新的な新エネルギー技術の開発を何としてでも成功させよ」をいう結論を出しました。

しかし、問題はその新エネルギー開発に時間を掛けている間がないほど、地球環境問題は差し迫った問題なのです。例えば、以下のwikipedia記事を見てください。

(以下、引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/地球温暖化

(前略)
一度環境中に増えた二酸化炭素などの長寿命な温室効果ガスは、能動的に固定しない限り、約100年間(5年–200年)にわたって地球全体の気候や海水に影響を及ぼし続けるため、今後20–30年以内の対策が温暖化による悪影響の大小を大きく左右することになる。理解度が比較的低い要因や専門家の間でも意見が分かれる部分もあり、こうした不確実性を批判する意見も一部に存在する。ただし、AR4においてはそのような不確実性も考慮した上で結論を出しており、信頼性に関する情報として意見の一致度等も記載されている。
(後略)

(引用終わり)

この.wikipedia記事が本当だとすると、今後20–30年以内に革新的な新エネルギーを開発するか、生活の水準を昔に戻すかして地球温暖化の防止をする必要があることになります。

では、これに対する日本国内の対応はどうなっているのでしょうか?

まずは、経団連系のシンクタンク「21世紀政策研究所」の報告書を見てみましょう。

(以下、引用 http://www.21ppi.org/pdf/thesis/160311.pdf

(p.6) しかし、世界全体で排出削減目標が共有されていない中で、先進国だけが片務的に 80%削減を目指すことはバランスを欠き、かつ、二分法に基づく京都議定書時代への後戻りになりかねない。

(p.7)「気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼすこととならない水準において大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させること」の解として、「2050 年半減」及びそれに代わる「2050 年 40-70%減(2010 年比)」は様々な選択肢の一つでしかない。したがって、そこから派生した「先進国 80%減」も絶対視すべき性格のものではない。

(p.10)2050 年 80%減のマグニチュードを考えてみよう。2030 年の 26%目標を達成するためには、現在から温室効果ガス排出量を年率 1.6%で削減しなければならない。そこから 2050年に 90 年比 8 割減を達成するためには 2030 年~2050 年に年率 7%近い排出削減が必要となる。2030 年目標は省エネ、原子力、再エネいずれの面でも非常にハードルの高いものであるが、一挙にその 4 倍以上のスピードで排出削減をせねばならないのである。2013 年度を基準年としても、2030 年度から 2050 年度にかけては、年率▲6.50%削減が必要となる。

(p.10)80%シナリオでは、エネルギー消費量を現在のレベルから約 1.5 億キロリットル削減することが想定されている。2030 年目標においてエネルギー消費は現在のレベルから 3,500万キロリットル削減することを目指している。これは第一次、第二次石油危機時並みのエネルギー効率改善を平時に達成するという極めてハードルの高いものであるが、2030 年~2050 年のエネルギー消費削減量は 1.2 億キロリットル近くにのぼり、省エネの規模がさらに 3 倍以上に膨れ上がる。

(引用終わり)

この 「21世紀政策研究所」の報告を見る限り、『今後20–30年以内にCO2を劇的に減らすのは無理、2050年までにCO2を80%削減するのも無理』と読めます。

しかし、一方で自然科学の導いた結論では、今後20–30年以内に大幅なCO2をしなければ、地球生態系は壊滅的な打撃を被る可能性が高いのです。

ということで、現時点での暫定的な結論は「革新的な新エネルギー技術の開発を早急に成功させ、今後20–30年以内に大幅なCO2削減を成し遂げるべし」ということになるわけです。

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地球温暖化は防げるのか?

地球温暖化にについて、まずは科学的な知見を少しだけ述べます。

(以下、引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/地球温暖化

地球表面の大気や海洋の平均温度は「地球の平均気温」あるいは「地上平均気温」と呼ばれ、地球全体の気候の変化を表す指標として用いられており、19世紀から始まった科学的な気温の観測をもとに統計が取られている。地球の平均気温は1906年から2005年の100年間で0.74℃(誤差は±0.18°C)上昇しており、長期的に上昇傾向にある事は「疑う余地が無い」と評価されている。上昇のペースは20世紀後半以降、加速する傾向が観測されている。これに起因すると見られる、海水面(海面水位)の上昇や気象の変化が観測され、生態系や人類の活動への悪影響が懸念されている。

(引用終わり)

この地球温暖化は、基本的には人間の産業活動により排出される温室化効果ガス(主にCO2とメタン)が原因であると考えられます。

したがって、地球温暖化を防止するためには、まずはCO2とメタンの排出を抑制しなければなりません。イギリス政府のために発表された「スターン報告」においては、もし温暖化を放置した場合、今世紀末に5~6℃の温暖化が発生し、「世界がGDPの約20%に相当する損失を被るリスクがある」とされています。

また、これは極端な見解かも知れませんが、ジェームズ・ラブロックという科学者は次のような見解を述べています。

(以下、引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェームズ・ラブロック

イギリスの新聞インデペンデントは2006年1月、ラブロックの談話として、地球温暖化の結果として21世紀末には「何十億もの人々が死に、気候的に耐えられる極地でごく少数が生き残るだろう」と書いた。
彼の主張によれば、21世紀末までに温帯の平均気温は 8°C、熱帯の平均気温は最高 5°C まで上昇し、世界のほとんどの土地が居住不可能となり、農業もできなくなる。「我々は、変化の恐ろしいペースに留意し、残された時間が少ないことを理解する必要がある。各国は可能な限り文明を保持するために資源の最良の使用法を見つけなければならない」と彼は言う。

(引用終わり)

もし、ラブロックの予想が正しければ(僕個人は、正しくないことを祈っていますが)、人類は地球温暖化により壊滅的な打撃を受けることになります。

いずれにせよ、我々は何としてでもCO2とメタンの排出を抑制しなければならないのです。

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告では、気候変動による深刻な影響を抑えるためには、「地球の平均気温の上昇を、産業革命の前と比べて「2℃未満」に抑える」ことが必要だと考えられています。

しかし、この「2℃未満に抑える」ことは容易ではありません。

「2℃目標」を達成するには日本は2050年までにCO2を80%削減する必要があります。単純に考えて、80%削減というのは可能なのでしょうか?それも日本だけでなく、世界中の先進国でそのような大幅な削減を行い、途上国もCO2排出の伸びを押さえる必要があります。普通に考えると、そんな事は「不可能」に思えます。

ちなみに、「スターン報告」で用いられたシミュレーションモデル「PAGE」はエネルギー技術モデルを含んでいないので、温暖化の対策コストが低めに出ると僕は想像しています(もし、僕のPAGEモデルに対する考えが間違っていれば、ご指摘下さい)。

したがって、温暖化防止のために我々が取れる道は2つしかないと思います。

ひとつは、我々の生活水準をかなり昔の水準に落とす事です(例えば、昭和初期の水準)。もうひとつは、「革新的な新エネルギー技術の開発」です。

僕個人の考えでは、生活水準を昔の水準に落とすことは「不可能」ではないかと考えています。

という事は、我々は「革新的な新エネルギー技術の開発」に賭けるしかないのではないか?という事になります。もちろん、これにはリスクがあり、その「革新的な新エネルギー技術の開発」に失敗すると、人類社会は壊滅的な打撃を受けてしまいます。

という事で、結論は「革新的な新エネルギー技術の開発を何としてでも成功させよ」という事になります。

では、どんな革新的エネルギー技術の開発があるのでしょうか?これについては、今後、僕がウェブ上で調べたり、その道の専門家に尋ねたりして調べて行こうと思いますので、僕のブログを読んで下さい。

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