とあるバハイ教徒の日記:第二支部

神の存在証明と地球温暖化防止

人間は欠陥生物なのか?

生物学では人類は霊長類として生物進化の最先端にある存在とされる。

霊長とは「霊妙な力を備えていて、他の中で最もすぐれているもの」を意味する。

英語において霊長類を意味する単語は「Primates」であり、その語源primeは「最高位」を意味する。

要するに我々人類は地球で最高の存在とされるのである。

しかし、その地球で最高の存在であるはずの人類は、古来より戦争つまり集団同士の殺し合いに明け暮れて来たのである。

そして、20世紀になると核兵器という人類を全滅出来る兵器を手にし、さらに21世紀になると地球温暖化という地球を壊滅させる現象を引き起こしつつのである。

これが、地球で最高の存在なのだあろうか?

人類以外の動物で、地球を壊滅させるような動物はいない。この点において、人類は他の動物より劣っている(狂っているとも表現出来る)と捉えることが出来るのではないだろうか。

人類は知的である。しかし、その知性は狂気を帯びている。

エックハルト・トールが言うには、ほとんどの人間の「ふつうの」精神状態には機能不全、もっと言えば狂気と呼べるような強力な要素が含まれている。

そして、科学技術は人類の精神につきまとう機能不全が地球に、他の生命体に、そして人類自身に及ぼす破壊的影響をさらに拡大してきた。だからその機能不全、集団的狂気は二十世紀の歴史で最もあらわになった。

この機能不全をエックハルト・トールは「エゴ」という言葉で表している。

人間はふつうの精神状態においてはエゴに支配されている。これは疑いのないことである。

しかし、僕が理解出来ないことは、なぜ神は人間にエゴを植え付けたのだろうか?ということである。神は何でも出来るのであるから、人類を機能不全の状態にしなくても良かったのではないか?なぜ神は人類をこのように矛盾した存在に作り上げたのだろうか?

他方、エックハルト・トールは人間の意識の根源的変化の可能性もある、と書いている。彼によれば、人類にとって最大の成果は芸術作品でも科学でも技術でもなく、「自らの機能不全」「狂気」を認識したことであるという。

この人類の機能不全を最初に見抜いたのは恐らくはブッダ(釈迦)と老子であった。彼らは「ふつうの人間存在」という集団的な悪夢から目覚めることができるのだよ」と指摘した。

この人たちは目覚めには必要不可欠だったが、世界の側の準備はまだできていなかった。だから彼らは同時代人に、そして後世の人々にも誤解された。彼らの教えは歪められ、間違って解釈され、場合によっては弟子たちに間違って記録された。

そうして結局、人類の機能不全を見抜いた人達の教えは歪められ、それ自身が狂気の一部となった。

しかし、エックハルト・トールによれば、既成宗教の外側で盛り上がってきたスピリチュアルな教えの影響に加え、古い東洋の知恵が流れ込んだ事も大きな力となって、伝統的な宗教の信者にも形や教義、硬直した信念体系へのこだわりを捨て、スピリチュアルな伝統に隠されていた深さや自分自身の深さを発見する増えてきたそうである。

人類はいま、進化するか死滅するかという重大な選択を迫られている。そして古いエゴの思考パターンの崩壊と新たな次元の意識の芽生えを体験している人々はまだ比較的少数であるものの、その数は急激に増加している、とエックハルト・トールは言う。

問題は「新たな次元の意識の芽生えを体験している人々」がこれからどの程度増えるか、そしてその人々が文明にどのような影響を及ぼすかである。

もし、エゴを克服し、新たな次元の意識の芽生えを体験する人は飛躍的に増えると、地球環境の危機は何とか回避されるのかもしれない。僕としては、その可能性に期待するしかない。

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