とあるバハイ教徒の日記:第二支部

神の存在証明と地球温暖化防止

「原発革命」トリウム溶融塩炉の技術が中国に追い上げられている

http://yujimiyako.blog.fc2.com/blog-entry-30.html で紹介した故・古川和男氏提唱の「トリウム溶融塩原子炉」だが、今、中国がこの技術の開発を急ピッチで進めている。

この理由は、地球温暖化対策もあるが、中国にはトリウム資源が豊富に存在することもある。

しかし、驚くのは中国政府のその熱の入れようである。

例えば、 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2013/siryo17/siryo2-2.pdf を見て頂くと、トリウム溶融塩炉の開発に2013年4月時点で約500名の研究者を動員しており、2015年には700名に増員すると書かれている。

それに対して、日本の研究開発は(株)トリウムテックソリューション http://www.ttsinc.jp/ という民間の一社だけが行っている(ちなみに、この会社は故・古川和男氏が設立した会社である)。

中国が国家プロジェクトとして700名もの研究者を動員しているのに対し、日本は民間のベンチャー企業一社という状況で、今後トリウム溶融塩炉の開発はどの国が主導権を握るのだろうか?今のままでは、中国に主導権を握られてしまうのではないだろうか?

新エネルギーの開発において中国に主導権を握られてしまうのは、 http://yujimiyako.blog.fc2.com/blog-entry-36.html に書いた通り、日本の安全保障上、非常にまずい。

繰り返しになるが、新エネルギー技術の開発において日本が世界のイニシアティブを取る限り、中国は日本との国交が正常ではなくなるような行為を慎むと考えられるからである。逆は逆であり、中国がイニシアティブを取ると、中国は日本との国交が正常ではなくなる行為を行ってくる可能性も考えられるのである。

このように考えると、憲法9条改正の問題よりも、新エネルギー技術の開発でイニシアティブを取り続けることの方が安全保障上、重要であると考えられる。憲法9条改正が「対症療法」であるのに対し、新エネルギー技術の開発でイニシアティブを取り続けることは「根治療法」なのである。

いずれにせよ、トリウム溶融塩原子炉を中国が大量の人員を動員して急ピッチで行っていることは、日本にとって安全保障上の脅威であり、ここで日本が技術的に負けてはいけないのである。

なお、故・古川和男氏がトリウム溶融塩炉「FUJI」を発明したのは1985年であり、もう30年以上前の話になる。しかし、古川氏は原子力業界で徹底的に干されてしまい、「FUJI」は実現しないままに亡くなられてしまった。それまで日本は一体何をしてきたのだろうか?

我々は故・古川和男氏にお詫びし、今後このような過ちを繰り返さないよう誓わねばならないのである。

なお、トリウム溶融塩炉を専門外の人にも分かりやすく説明した動画がhttps://www.youtube.com/watch?v=NhFw32vjyUQ にあるので、興味のある方は視聴して頂きたい。

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