とあるバハイ教徒の日記:第二支部

神の存在証明と地球温暖化防止

「我思う」を巡るデカルト vs エックハルト・トールの議論は決着していない

ここ一週間ほど、ブログの更新が滞っていた。

その理由は色々あるが(単に忙しかった等も含め)、大きな理由はブログの更新を日課にすると、内容が薄まったり、ついつい安易な結論に陥ることだ(例えば、引き寄せの法則を量子力学で説明するなど)。

これは僕の本意ではない。僕はバハイ教徒である(ついうっかり、それを忘れてしまう事がある)。

僕は真理を探求したいのだ。

ただ記事を量産するばかりでは真理の探求からどんどん離れて行ってしまう。これでは、このブログの存在価値がなくなってしまう。

以上を教訓として、僕はブログの更新頻度を落としつつ、一歩一歩、牛歩のごとく真理の探究をして行きたいと考えている。

さて、今回僕が問題にしたい真理の探求は、「我思う」を巡るデカルトとエックハルトトールの主張のどちらが正しいか、というテーマである。

僕は過去の日記で単純に時代の新しいエックハルト・トールの主張を正しいと書いて来た。

しかし、時代が後の者の言うことは常に正しいのだろうか?

デカルトは慣性の法則や運動量保存則などの物理学、さらに数学でも近代学問の基礎を築いた、歴史上の大人物である。それに比べ、エックハルト・トールは歴史に残る可能性の少ない一介のスピリチュアリストに過ぎない。

デカルトの「我思う、ゆえに我あり」という命題は、欠陥はあるものの、「我思う」を哲学の出発点とした点は、哲学史上における大業績であり、易々と崩せるものではない。

これに対し、エックハルト・トールは「自分が考えていることに気づいたとき、気づいている意識はその思考の一部ではなく、別の次元の意識だ」と主張する。

(目下、書き込み中です)


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明日、トリウムは溶融塩炉の勉強会があります

これまで度々取り上げて来た「トリウムは溶融塩炉」ですが、明日(平成29年6月21日)に(株)トリウムテックソリューションが企画する勉強会があります。

以下は http://www.ttsinc.jp/docs/molten-salt-reactor-lecture2-170621.pdf にある宣伝文です。

(以下、転載)
次世代のエネルギー源を担う
モルテン・ソルト・リアクター
勉強会へのお誘い
~使用済み核燃料の処理ができる溶融塩炉~

世界のエネルギー政策に行き詰まりをもたらす使用済み核燃料を処理し解決できるテクノロジーは溶融塩炉です。

1965年に米国オークリッジ国立研究所で実験炉 MSRE が建設され、2年間の連続無事故運転に成功した実績をもち、原子炉の基本技術は確立されています。

2016年には米国エネルギー省が、電力会社サザンカンパ ニー 等の要請に応え、ビルゲイツ設立のテラパワー社・電力研究所・バンダービルド大学・オークリツジ國立研究所の産学官共同の溶融塩炉プロジェクトに開発費支援を決めたことを契機に、世界的に使用済み核燃料処理を目指した溶融塩炉開発の動きが起こっています。

世界の流れに取り残されないよう、みなさんとご一緒に溶融塩炉について理解を深めたいと思いますので、勉強会へのご参加の程よろしくお願い致します。



[日 時] 平成29年6月21日(水曜日)

[時 間] 16時00分受付開始、講演会17時〜19時

[場 所] 衆議院第一議員会館 B1F大会議室

[講 演]
 ① 溶融塩炉がもたらす技術革新と至近の世界動向 木下幹康(ITMSF)
 ② 溶融塩による使用済み燃料処理の技術課題 寺井隆幸(東大)

[会費・定員]資料代として1,000円(当日)・定員130名

[勉強会事務局]〒 195-0071 東京都町田市金井町 2056-47
   TEL 042-736-6960 FAX 042-736-6963
   株式会社トリウム テック ソリュ-ション 取締役会長 金子和夫

<呼びかけ人>
有馬朗人 武蔵学園学園長・理学博士、 松井一秋 エネ総工研 研究顧問
木下幹康 ITMSF 理事長(代表呼びかけ人)

<設立発起人> (以下の発起人リストはまだ暫定です)
武蔵学園学園長理学博士・有馬 朗人、 福井大学教授・有田 裕二、 京都大学名誉教授・伊藤 靖彦、 東京大学名誉教授・石野 栞、 東京工業大学教授・高橋 実、 東京大学名誉教授・山脇 道夫、 エネ総工研研究顧問・松井 一秋、 同志社大学教授・後藤 琢也、京都大学教授・宇根崎 博信、 東京工業大学名誉教授・吉田 正、 京都大学名誉教授・代谷誠治、 核融合科学研究所名誉教授・相良明男、 核融合科学研究所特任准教授・渡邉崇、福井大学名誉教授・島津洋一郎、 原子力損害賠償廃炉等支援機構理事長・山名元、 高エネルギー加速器研究機構教授・古川和朗、 東京工業大学名誉教授・藤井靖彦、 近畿大学教授・野上雅伸、 長岡技術科学大学教授・鈴木達也、 東京大学工学博士・木下幹康、 株式会社 TTS 技術統括・千葉文浩、 株式会社 TTS 代表取締役・古川 雅章、 株式会社 TTS取締役会長・金子 和夫 他

<国会議員世話人>
額賀福志郎、森 英介、山本 拓、原田義昭、三原朝彦、三ツ矢憲生、片山さつき 他
(順不同)

<企 業>
経団連、電気事業連合会、日立製作所、東芝、三菱電気、富士電機、関電工東京、トーエネック、東京エネシス、中電工、きんでん、ThorCon, US Inc.(USA)、 Terrestrial Energy Inc.(CANADA)、MOLTEX(UK)他

<省 庁>
経済産業省、文部科学省、内閣府 他

(転載終了)

省庁に内閣府や文部科学省が関わっているのが本当だとすると、日本国もトリウム溶融塩炉の導入を真剣に検討し出したと考えて良いでしょう。ただ、上がっている設立発起人や国会議員世話人、企業は単なる「サクラ」かも知れない、ということも疑って置いた方が良いかも知れません。

なぜかというと、1985年に故・古川和男氏が発表したFUJIは徹底的に冷遇されて来た過去があるからです。その代わりに極端に大きな予算が高速増殖炉の開発に注がれて来ました(なお、古川和男氏は高速増殖炉がプルトニウムを濃縮するという理由で批判的でした)。

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アーサー・ケストラーの人間欠陥論とエックハルト・トールの人間欠陥論

http://yujimiyako.blog.fc2.com/blog-entry-70.html において、僕は万物の霊長である人類が精神的に欠陥を持っていることについて書いた。

エックハルト・トールが言うには、ほとんどの人間の「ふつうの」精神状態には機能不全、もっと言えば狂気と呼べるような強力な要素が含まれている。

この機能不全をエックハルト・トールは「エゴ」という言葉で表している。

彼の著書「ニュー・アース」においてはかなりの部分がエゴに関する記述に割かれている。

この人類の機能不全を最初に見抜いたのは恐らくはブッダ(釈迦)と老子であった。彼らは「ふつうの人間存在」という集団的な悪夢から目覚めることができると指摘した。

エックハルト・トールは目下、人類が直面している危機は、科学技術の進展とそれに伴う地球生態系の破壊であるとされる。そして人類はいま、進化するか死滅するかという重大な選択を迫られている、と言う。

僕は昔、これと少し似た議論をしている本を読んだことがある。

それは、「ホロン革命」という本で著者はアーサー・ケストラーという人である。

アーサー・ケストラーは人間を欠陥生物であると主張している。ケストラーはエックハルト・トールと異なり、人間の脳の構造に問題がある、という生理的なポイントから「人類欠陥生物論」を展開している。

ケストラーによれば人間は魚類・爬虫類・下等哺乳類の脳を持っているが、理性を司る大脳皮質は、これら下等動物の脳を支配出来ず、逆に、支配されてしまうと指摘している。そのため、人間は本能的な欲望を大脳では抑えられず、思考の暴走を止められなくなってしまう(その暴走の最大級のものが世界大戦や核戦争である)。

また、大脳による思考により「自分の死の予想」を出来るようになったことと、下等な生物の脳にある死を恐れる本能のバランスが取れず、精神的に不安定になってしまい、これが人間の心を不安定にしていると指摘している。

ケストラーはこのように人間の精神は不安定であり、それが宗教や国家への無批判な服従をしてしまい、結果として戦争という悲劇を起こすのだと主張している。

ケストラーによれば、個人のエゴという自己主張傾向よりも集団への無批判な服従の方が人類にとって問題であるとする。

以上、エックハルト・トールとアーサー・ケストラーの人間欠陥論は、少しポイントが異なっており、エックハルト・トールがエゴによる環境破壊が人類を滅亡に導くとしているのに対し、アーサー・ケストラーは集団への無批判な服従が核戦争を引き起こして人類を滅亡に導くとする。

興味深いことは、エックハルト・トールもアーサー・ケストラーも共に神秘体験をしている点にある。エックハルト・トールは、「自分を見つめる別の次元の存在」を体験し、アーサー・ケストラーは「自分が消える」体験をした。

そして、エックハルト・トールは悟りによる人類の覚醒が人間の欠陥を乗り越える道であると主張し、アーサー・ケストラーは精神病の薬を人間に投与することで魚類・爬虫類・下等哺乳類の脳と、理性を司る大脳皮質とのバランスを取ることが解決策であると主張した。

そして、現在のところはエックハルト・トール、アーサー・ケストラーいずれの主張する人間の欠陥を乗り越える方法も実現の目処が立っていないのである。

結局、人間は核戦争か地球温暖化で滅びてしまうのだろうか?それとも、将来に何か人間の欠陥を乗り越える方法が見つかるのだろうか?それは「神のみぞ知る」ところなのであろう。

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CO2発生を1/10に抑える化石燃料の利用法について

http://yujimiyako.blog.fc2.com/blog-entry-69.html においては、エネルギー保存則があるにも関わらずエネルギー消費が起こってしまう理由を書いた。

その理由とは、燃焼の場合、化学エネルギーという質の高いエネルギーから熱エネルギーという質の低いエネルギーに変わったから「エネルギー消費」という概念が生じると説明した。そこで起こっていることは、エクセルギー(有効に仕事に変換できる部分)の損失である。

したがって、エクセルギー損失を出来るだけ低減する必要がある。エクセルギー・パワー・システムズ社https://www.ut-ec.co.jp/portfolio/exergy はこれを実現させるために設立された。

日本のエネルギーフローを見ると、エネルギーうち有効に使われているのは34%程度に過ぎず、残りの2/3は無駄に捨てられている。

燃料(化学エネルギー)はエクセルギー率が0.9~1.0と高く、これをエクセルギー率が低い熱エネルギーに変換する過程でエクセルギー損失が発生する。

本日はまず、堤敦司氏の提言する、物質生産におけるエクセルギー低減について述べる。

すべての化学プロセスは、吸熱反応と発熱反応の組み合わせである。

工業プロセスは通常、吸熱反応では、加熱炉など燃料を燃焼させることにより原料を加熱している。しかし、我々が気付かねばならないことは、本来ならば数千度以上の熱が取り出せる燃料をたかだか数百度の反応熱を供給するためにただ燃焼させている、ということである。

他方、発熱反応においては、装置コストと安全性を考えて出来る限り低温で行われてきた。多くの人はプロセスの低温化が省エネルギーであると考えているが、それは全くの誤りであり、発熱反応はできる限り高温で行い、発生した熱エネルギーを有効利用するのが正しい考えである。

本来、より高温の熱エネルギーが得られるものを低温でとり出すことにより大きなエクセルギー損失が発生するのである。

したがって、発熱反応は出来る限り高温で行い、取り出した熱を吸熱反応に供給し反応を進行させることによってエクセルギー損失を大幅に低減することが出来る。

工業プロセスには以上の考えを適用する事で大幅なエネルギー効率改善が可能になると考えられる。

次にエネルギー変換(発電)であるが、堤敦司氏はエネルギー再生による高効率発電を提言している。

堤敦司氏の提言する発電は、化石燃料による発電であるが、燃焼過程において低レベルの排熱をプロセスの上流へと循環させ、高エクセルギー率のエネルギーと混合し、これで発電する方法である。

このようなエネルギー再生の具体的方法は、以下のようなものがある。

(1)熱化学再生
 排熱を吸熱反応により化学エクセルギーに変換してリサイクルする

(2)熱再生
 排熱を熱交換して空気あるいは燃料の余熱に利用する。再生器付きタービンとしてすでに実用化がされている。

(3)スチーム再生あるいはCO2再生
 スチームおよびCO2は燃焼生成物であり、これを循環させることによって平衡をずらし燃焼におけるエクセルギー損失を低下させる

以上で説明したように、化石燃料による発電は、エネルギー再生によって、エクセルギー損失を大幅に低減することが出来る、と堤敦司氏は主張している。

こうした方法を採用することにより、CO2排出は1/10に減る、と考えられる。

なお、今回は文章で表現しているが、図にした方が分かりやすいかも知れないので、今後は図を示して解説することも検討したい。

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人間は欠陥生物なのか?

生物学では人類は霊長類として生物進化の最先端にある存在とされる。

霊長とは「霊妙な力を備えていて、他の中で最もすぐれているもの」を意味する。

英語において霊長類を意味する単語は「Primates」であり、その語源primeは「最高位」を意味する。

要するに我々人類は地球で最高の存在とされるのである。

しかし、その地球で最高の存在であるはずの人類は、古来より戦争つまり集団同士の殺し合いに明け暮れて来たのである。

そして、20世紀になると核兵器という人類を全滅出来る兵器を手にし、さらに21世紀になると地球温暖化という地球を壊滅させる現象を引き起こしつつのである。

これが、地球で最高の存在なのだあろうか?

人類以外の動物で、地球を壊滅させるような動物はいない。この点において、人類は他の動物より劣っている(狂っているとも表現出来る)と捉えることが出来るのではないだろうか。

人類は知的である。しかし、その知性は狂気を帯びている。

エックハルト・トールが言うには、ほとんどの人間の「ふつうの」精神状態には機能不全、もっと言えば狂気と呼べるような強力な要素が含まれている。

そして、科学技術は人類の精神につきまとう機能不全が地球に、他の生命体に、そして人類自身に及ぼす破壊的影響をさらに拡大してきた。だからその機能不全、集団的狂気は二十世紀の歴史で最もあらわになった。

この機能不全をエックハルト・トールは「エゴ」という言葉で表している。

人間はふつうの精神状態においてはエゴに支配されている。これは疑いのないことである。

しかし、僕が理解出来ないことは、なぜ神は人間にエゴを植え付けたのだろうか?ということである。神は何でも出来るのであるから、人類を機能不全の状態にしなくても良かったのではないか?なぜ神は人類をこのように矛盾した存在に作り上げたのだろうか?

他方、エックハルト・トールは人間の意識の根源的変化の可能性もある、と書いている。彼によれば、人類にとって最大の成果は芸術作品でも科学でも技術でもなく、「自らの機能不全」「狂気」を認識したことであるという。

この人類の機能不全を最初に見抜いたのは恐らくはブッダ(釈迦)と老子であった。彼らは「ふつうの人間存在」という集団的な悪夢から目覚めることができるのだよ」と指摘した。

この人たちは目覚めには必要不可欠だったが、世界の側の準備はまだできていなかった。だから彼らは同時代人に、そして後世の人々にも誤解された。彼らの教えは歪められ、間違って解釈され、場合によっては弟子たちに間違って記録された。

そうして結局、人類の機能不全を見抜いた人達の教えは歪められ、それ自身が狂気の一部となった。

しかし、エックハルト・トールによれば、既成宗教の外側で盛り上がってきたスピリチュアルな教えの影響に加え、古い東洋の知恵が流れ込んだ事も大きな力となって、伝統的な宗教の信者にも形や教義、硬直した信念体系へのこだわりを捨て、スピリチュアルな伝統に隠されていた深さや自分自身の深さを発見する増えてきたそうである。

人類はいま、進化するか死滅するかという重大な選択を迫られている。そして古いエゴの思考パターンの崩壊と新たな次元の意識の芽生えを体験している人々はまだ比較的少数であるものの、その数は急激に増加している、とエックハルト・トールは言う。

問題は「新たな次元の意識の芽生えを体験している人々」がこれからどの程度増えるか、そしてその人々が文明にどのような影響を及ぼすかである。

もし、エゴを克服し、新たな次元の意識の芽生えを体験する人は飛躍的に増えると、地球環境の危機は何とか回避されるのかもしれない。僕としては、その可能性に期待するしかない。

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